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レディ・プレイヤー1

VRと娯楽

この映画には他の映画・アニメ・ゲームなどの作品からの引用やオマージュが大量にちりばめられています。個人的に感動したのはストリートファイターでした。これだけでなく、本当にいろいろな作品から引用やオマージュがなされています。映画本編だけでなく、どの作品から引用されているのか探すものこの映画の楽しみの一つです。ここでは、レディ・プレイヤー1のあらすじやストーリー、見どころを紹介します。

レディ・プレイヤー1とは

この映画原作は、アーネスト・クラインの小説です。日本語版のタイトルは「ウォーゲームズ」で、上下巻として発売されています。見どころは何と言ってもメカゴジラやガンダム、「バックトゥザフューチャー」のデロリアン他、劇中に登場する無数の小ネタです。この作品では、複雑怪奇な権利問題を見事クリアして他では絶対にありえないような夢の共演の数々を実現させています。また、アニメや映画に限らず、音楽、ゲームなどありとあらゆるポップカルチャーが詰まった宝石箱のような映画です。

レディ・プレイヤー1あらすじ

西暦2045年多くの人々は荒廃した街に暮らす厳しい現実を送っていました。しかし、若者たちには希望がありました。それは仮想空間「オアシス」です。そこに入れば、だれもが理想の人生を楽しめます。憧れのキャラクターに姿を変えたり、世界中のどこでも好きなところに行ったりでき、「オアシス」の名にふさわしい自由と夢の世界がそこには広がっていました。そんな中オアシスの創設者ジェームズ・ハリデーがなくなり、遺言が発表されます。それは、オアシスに眠る3つの謎を解いたものに全財産56兆円とこの世界のすべて(オアシスの運営権)を授けることでした。突然の宣言に世界中が沸き立ちます。クエストをクリアして手に入る3つの鍵をそろえだれよりも早くオアシスの世界に隠された宝の卵を見つけた者が勝者となります。主人公ウェイド・ワッツは、現実ではパッとしない日常を送っており、オアシスに自分の世界を求めていました。ハリデーの遺言以降ポップカルチャーのオタク的知識をフルに活用して謎を攻略します。オアシスで出会った親友のエイチや、謎の美女アルテミス、忍者と侍のようなアバターをまとうショウとダイトウと協力し争奪戦を勝ち残ろうとするウェイド。しかし、現実は甘くなくオアシス支配のため、ソレント率いる巨大企業も謎ときに参戦します。

レディ・プレイヤー1見どころ

スティーブン・スピルバーグ監督は最近ヒューマンドラマを作ることが多かったのですがこの映画は2008年の「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」以来の娯楽超大作となります。素早いカットに短時間で莫大な情報を盛り込みながら、映画の世界を魅了させるのはさすがです。特に映画の背景を紹介するオープニングシークエンスとラストの圧巻ぶりです。映像もただキレイというだけでなくどこか温かみを感じさせるまさにスピルバーグ印の映画と言えるでしょう。

まとめ

レディ・プレイヤー1は、さまざまな利権を乗り越えて作られた超娯楽大作です。どの年代でも「あ、このキャラクター見たことある!」とオールスター出演の映画となっています。小ネタを知っている人から知らない人まで、幅広い人に楽しんでもらえるよう作ってある細部へのこだわりにきっと満足するでしょう。