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ロボコップ

ロボコップの手

ロボコップは1988年公開の荒廃した近未来のデトロイトを舞台にサイボーグ警官が悪と戦うアクションSF映画です。過激なシーンと重層的に描かれるテーマの透板さが当時話題になりました。ここでは、ロボコップのあらすじや見どころなどを紹介します。

ロボコップあらすじ

部隊は近未来のデトロイト。犯罪が横行し街を実質支配するのは巨大多国籍企業「オムニ社」です。オムニ社は犯罪と戦うために、あるものを開発します。それは、「ED-209」という巨大ロボット。しかし、取締役会でED-209は暴走して多くの被害者が出てしまいます。市民からの信頼を取り戻すためあるアイディアが採用されます。それが「ロボコップ」です。ちょうどギャングに殺められた警官アレックス・マーフィーの生きている細胞を手に入れたオムニ社は、さっそく開発に着手します。開発者のモートンは、マーフィーの脳と内臓だけを残し、体のほとんどを金属のマシンと置き換えてロボコップが誕生します。ロボコップは次々と犯罪者を倒し警官として優秀な成績を残しますが、手柄をとられたジョーンズはマーフィーを殺めたギャング・ボディッカーと結託しモートンを亡き者にしようとします。一方ロボコップは同僚のルイスに名前を呼ばれたことがきっかけで自分の過去を思い出すのでした。

ロボコップ見どころ

ロボコップとして生まれ変わるマーフィーを演じるのは、近年「24-TWENTYFOUR-」クリストファー・ヘンダー役や、2013年公開の「スタートレック・イントゥ・ダークネス」にアレクサンダー・マーカス提督役で出演しています。このほか70以上のテレビドラマや映画に出演しているほかドラマの監督としても活躍しています。また監督はオランダ出身のポール・バーホーベンです。ロボコップをはじめとして、1990年公開の「トータル・リコール」、1998年公開の「スターシップ・トゥルーパーズ」などのSF映画で有名です。バーホーベン監督の作品は過激な描写と知的テーマが特徴的です。ロボコップ自体もR指定となり、マーフィーがボディカーに殺められる瞬間が話題になりました。また、作品に込められた権威主義や政治の腐敗、痛烈な社会批判や人間らしさとは何かといった重層的なテーマが非常に高く評価されました。

まとめ

ロボコップは近未来のデトロイトを舞台にしたSFアクション映画です。警官と悪が戦う過激なシーンと知的なテーマが話題になりました。特にロボコップとなるマーフィーを殺めるシーンは当時から過激だと話題になりました。また、ロボコップがロボットからマーフィーに戻っていくシーンもこの映画の見どころとなっています。