HUDを利用した最新のバイクヘルメット「クロスヘルメット X1」
バイクの後方視界はミラーか自分で振り向いて確認するしかありません。そんな常識を打ち破るヘルメットが発売されました。開発を担当しているのは日本のベンチャー企業です。この企業が開発するヘルメットの名称は「クロスヘルメットX1」。ヘルメット後方下部に170度を超える超広角カメラを埋め込みその映像をヘルメット前方に設置されたHUDで見られます。それだけでなく、スマートフォンとの連携、ナビゲーションサウンドコントロール、グループトークなどの機能も利用可能です。ここでは、最新の機能を備えたクロスヘルメット1の機能や安全性について紹介します。
クロスヘルメットX1とは
日本企業が海外でクラウドファンディングし、資金を集めて作った近未来的フォルムのヘルメットです。ヘルメットは長らく変化を遂げてきませんでしたが、クロスヘルメットX1の登場でバイクヘルメットに大きな変革をもたらしました。主な機能は(ヘッドアップディスプレイ)、リアカメラ、サウンドコントロールシステム、ワイヤレス接続、ナビゲーションなどです。
HUDで後方視野を確保できる
クロスヘルメットX1では、バイク特有の死角を補うために170度の視野を確保できる超広角カメラをヘルメットの後方に内蔵しています。また、HUDも備え、リアカメラの映像を投影します。HUDの役割は自動車でいうと室内リアビューミラーの役割を果たします。そのため、ライダーはミラーを見たり、後ろを向いて直接後方を確認する動作が不要になります。後方はHUDに表示される映像を少しの視線移動によって確認できます。
ナビ機能だけでなくノイズキャンセリングも搭載
クロスヘルメットX1の機能は後方視野を確保できるだけではありません。ヘルメットをいったん脱いで、専用モバイルアプリ「Cross Helmet」をスマートォフンに入れるとワイヤレス接続が使用可能となります。対応OSはiOS、Androidです。起動後接続するとナビゲーションが使えるようになり、行き先を入力すれば矢印で方向を示してくれます。また、ナビゲーションのほかサウンドコントロール機能も搭載されています。これは外部の音をヘルメット内に設置されたマイクが収音し、周波数帯域に応じてノイズを軽減する機能です。これにより走行風の静粛性を確保しています。
クロスヘルメットX1の安全性
クロスヘルメットX1はヘルメット両側に高輝度LEDを内蔵し、夜間走行における視認性を高めています。また、この記事を読んでいる人の中にはバッテリーに関するトラブルを心配している人もいるでしょう。クロスヘルメットX1に搭載されるバッテリーは、あらゆる衝撃、変形、刺突、燃焼でも発熱、発火、爆発を起こさないリチウムセラミックバッテリー(LCB//UL認証取得済み)のものを採用し安全性を確保しています。
気になる販売価格
販売価格も気になるでしょう。クロスヘルメットX1の発売予定価格は税込み18万9000円となっています。これまでのヘルメットと比較すると高価なものになっていますが、機能性や安全性はこれまでのヘルメットとは比べ物になりません。そこで、もう使っていないヘルメットを売却してクロスヘルメットX1を手に入れてみてはいかがでしょうか。
主にバイクパーツの買取専門店に売ることができるので査定を依頼してみても良いでしょう。
?ヘルメット買取|パーツワン
まとめ
クロスヘルメットX1のようなスマートヘルメットの開発は他のヘルメットメーカーでも進行中です。クロスヘルメットX1の登場によって今後バイクヘルメットの使い方が大きく変わるでしょう。