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注目のAR最新機能まとめ

ARを使ったアクティビティー

大容量、超高速、多接続が特徴の次世代通信「5G」(第5世代移動通信システム)の商用化が2020年に本格的にスタートしました。5GをいかしたAR・VRの活用やAIと併用した新しい購買体験ができるなどさらなるARの活用が見込まれます。ここでは、ARの最新活用事例を紹介します。

公園や街でハローキティに会える「Hello Kitty AR:KawaiiWorld」

サンリオのハローキティを題材にしたAR位置情報ゲーム「Hello Kitty AR:KawaiiWorld」がリリースされました。このアプリにはハローキティをはじめ、11人のキャラクターが登場します。現在リリースされているバージョンでは、ARを活用して、現実世界で作中のアイテムを集められます。また、本アプリは、サンリオとBulbar Group、アマゾンのゲーム製作プラットフォーム「Amazon Game Tech」による共同制作です。「Google Maps API」も活用されています。

ARグラス5G×ARグラスでバスケットボールを観戦

東京調布市で開催された「SoftBankウィンターカップ2019」では、試合中にソフトバンクによる、5Gのプレサービスが提供されARグラスを着用して試合観戦が開催されました。このようにスポーツの分野でもAR技術がとりいれられています。例えばボルダリングをゲーム感覚で楽しめる「ARボルダリング」があります。ボルダリングは東京オリンピックの新種目として、採用されたのを機に今注目を集めています。ARボルダリングでは、壁とプレーヤーの動きをセンサーに使って解析し、プロジェクターで様々なアクティビティーを映し出すことで今までにないクライミングを体験できます。

待望のARメガネ「Apple Glass」も発売予定

アメリカのニュースサイトによるとAppleが開発中のメガネ型ARデバイス「Apple Glass」のデザインが公開されています。ニュースサイトによると発売は2022年頃。価格は499ドル程度です。Apple GlassにはARディスプレイが搭載されています。メガネフレーム内に内蔵された超小型プロジェクターの映像をレンズに投影可能です。Apple Glassの開発は2015年から行われており、開発に注力しているのがわかります。Apple Glassはマイクロソフトの「HoloLens」、Magic Leapの「Magic Leap One」に続き3番目のプラットフォームとして期待されているARグラスです。

まとめ

いくつかのAR最新情報をまとめてみました。日々目覚ましいほどのスピードで進化していくAR。2021年はオリンピックイヤーですので、ARグラスによってスポーツの臨場感を味わえるでしょう。また、今後宇宙ステーションからのライブ放送でARやVRが活用されるそうです。宇宙に長期滞在する宇宙飛行士と双方向なコミュニケーションができるという、まるで夢のような話が現実化するでしょう。