マーケティングでInstagramのARフィルターを使ってみよう

ARフィルターとは実際の写真にエフェクトをかけて、さまざまな加工ができる技術です。ARフィルターで有名なアプリといえばSNOWです。ARはInstagramやFacebookなどSNSでの活躍の場が増えており、AR技術はリアルとの差があまり感じられないほど進化しています。その中でもInstagramのARフィルターは、他のSNSに比べてユーザー数の多さや今後の成長も期待されるサービスのため、マーケティングツールとして活用する機会が増えています。ここでは、InstagramにおけるARフィルターの活用方法を紹介します。

InstagramのARフィルターとは

InstagramにはARフィルター「Spark AR」が搭載され、タブレットやスマートフォンからアプリのカメラ機能を使うと背景や自分の顔などが加工されさまざまな表現ができるARツールです。カメラに写った顔、体のパーツを自動で認識し、豊富な種類の中から好みのフィルターで加工すれば、さまざまなメイクアップした華やかな顔になります。また、体のラインや輪郭を識別して背景を宇宙にしたりして楽しむことも可能です。InstagramのARフィルターの特徴として静止画だけでなく、動画にも対応していることです。このARフィルター機能はFacebookより2017年から提供されていますが、今までは限られたクリエイターのみに提供されていました。2019年になりすべてのユーザーに解禁されARカメラエフェクトを作成し公開できるようになったことで、個人や企業がオリジナルのARフィルターをInstagramで提供しています。

Instagram ARフィルター活用のメリット

InstagramのARフィルターは、アプリ内のカメラを通した映像にARエフェクトをかけてさまざまな加工を楽しめるものです。それによって「投稿したい」というユーザーの気持ちを醸成し投稿数を増やすことで拡散につなげる可能性を高めます。また、企業のInstagramであれば広告らしくないこともメリットともいえます。いかにも広告らしいものはユーザーからの好感度は低くなりがちです。しかし、ARフィルターがあれば遊び心があり、一つの加工写真として自然に投稿できるので、ユーザーの抵抗感が少ないでしょう。過利な広告はユーザーのブランドへのイメージ低下のリスクもありますが、ARを使った自然な広告にすることにより、ブランドイメージを保ったままプロモーションしやすくなります。また、Instagramであれば若年層ユーザーへのアプローチとしても効果的です。

まとめ

今までは限られたクリエイターにしか公開されていなかったInstagramのARフィルター。2019年になってからすべてのユーザーがアクセス可能になりました。この機能を使えば個人、企業問わず拡散の可能性が高まるでしょう。